2015年12月12日土曜日

アメリカ入国 - 外国人の審査を強化?

「オバマさんが日本人も含めて外国人の入国審査を厳しくするらしいよ」

— 今週月曜(6日)のオバマ大統領スピーチの内容をニュースで見た母に聞くまで何も知らず、びっくりしてググってみたら出てきたのがウォールストリートジャーナルのこの記事:

オバマ大統領「テロの脅威は新たな段階」

↑この記事から少し抜粋(下線・太字は私):
ビザ免除プログラムに基づき入国する外国人の審査を強化する措置を承認するよう議会に求めた。このプログラムでは、欧州やアジアを中心とした38カ国の人がビザなしで米国に入ることを認めているが、オバマ政権は先週、内容の変更を打ち出している。変更が実現すれば、テロの温床とされる国を訪れた人に対する審査がプログラムに含まれることになる。」

う〜ん、太字部分を見ると「ビザなしの外国人(日本人含む)ぜんぶの審査が厳しくなる」みたいだけど、最後まで読むと「テロの温床とされる国を訪れた人」を監視したいってことっぽいですね。

ビザなしの人の渡航歴を一瞬にして調べる機械でも導入するのか、それとも目視でひとつひとつパスポートを調べるのか。後者だとするとめっちゃ時間かかりそう。今でも空港や時間帯によってはものすごい行列ができるというのに。

英語ですがスピーチはこちらから観ることができます。
(※最初の30分近くは静止画像。残りの13分ほどが実際のスピーチ)

また、スピーチ全文(英語)を書き起こしたものはこちらで読めます:
Transcript The full text of Obama's address to the nation
(Los Angeles Timesより)



このスピーチの直後のゆうべ、陸路でアメリカに入国すべくボーダー(国境)に行った時、NEXUSの受付時間を過ぎてしまって普通の入管に並ばねばならず、「あのスピーチのあとだし、もしかして建物行きかも」と覚悟してたんですが、少し質問は多かったものの、私への質問一切ナシであっさり通してくれました。

まあ現段階ではオバマさんもこの変化を「議会に求めた」だけだしね。


参考までに、今回聞かれた質問は:


  • どこに行くのか(回答「両親の家のある町◎◎◎」)
  • 両親はアメリカ市民なのか(「イエス」)
  • どのくらいの頻度でアメリカに来るのか(「平均月2回くらい」)
  • どこに住んでるのか(「バンクーバー」)


この中でいつもはされない質問は「どのくらいの頻度で来るのか」のみ。

私にも何か聞かれることが多いのに、今回は何も聞かれなかったどころか私の顔を見ようともしなかった…(^-^;

いいのかそれで。と思いつつ、私なんかに疑いを持って調べようとするなんて時間の無駄だからこれでいいのだとも思ったりして。

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