2019年11月30日土曜日

アメリカの感謝祭と国境越え

夫の家族の半分以上がアメリカに住んでいるので、ほぼ毎年、アメリカの感謝祭(サンクスギビング)も家族が集まります。

正直ちょっとめんどくさいけど、今年もやってきました。

感謝祭は木曜ですが、カナダ側の家族(我が家含む)にとっては平日なので、だいたい週末、金曜の夜か土曜になります。

今年は土曜の夕食に決まり、私たちはお昼ごろに国境越えしました。

ブラックフライデー(感謝祭の翌日の金曜日)セールがだいたい週末ずっと行われているので、それが目当てのカナダ人や、アメリカ人(4連休だから?)の車も多く見かけ、Nexusレーンはすーいすいだったのに対し、ノーマルレーンはけっこうな混雑。

ネクサス持っててよかった〜!としみじみ。

ところで、私は日本国籍なので、アメリカに入国するには I-94 というフォームが必要です。これが非常にめんどくさくて、ネクサス持ってても、I-94 の期限が切れたらノーマルレーンに並んで国境のオフィスに行き、新しいものをもらわねばなりません。

…と、ネクサスを取得するための面接時に言われたし、これまで何回か、国境のオフィサーにそのとおりだと確認しているのですが…

ここ最近、I-94 をもらうためにノーマルレーンに並んでいた際、「なんでネクサスのほうに並ばなかったの?」と3回ほど立て続けに言われてしまいました。

今日はすでに有効な I-94 を持っていたのでネクサスレーンに並び、以前「あなたは(カナダ国籍じゃないから)毎回パスポートも見せるように」と言われたのに従い、いつものようにパスポートを差し出したところ、「なに?I-94 必要なの?」とうるさそうに聞かれてしまい、ノーと答えると「OKバイバイ」と切り捨てられました…!

通常、ネクサスでも「どこに行くの」「何日滞在するの」など聞かれることも多いんですが、今日のオフィサー(若い白人女性)は愛想もなく「バイバイ」だけだったのでちょっと笑えました。

夫は「ルールが変わったんだよ、きっと」と楽天的ですが、私は「人によって言うことがまちまちなだけ」と確信しております。

今後 I-94 が必要なときにネクサスに並んで怒られる可能性が絶対ないとは言い切れないんじゃないかと。ああ本当にめんどくさい!(笑)

ちなみに、感謝祭の話がぜんぜんないのは、まだ始まってないから…!
準備手伝おうかと申し出てみたけど、いらないと言われたので、お言葉に甘えて部屋で待機しております。

今年は夫がお肉あまり食べられないのを考慮してくれたのか、魚料理がけっこうあってうれしい!手伝いなさいよという話だけど、料理の方面でまったく期待されてないのはありがたいことです。(片付けはします)


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2019年11月8日金曜日

チーム・カナダ

来年の東京オリンピック、日本のボランティア募集は締め切りに間に合わず(間に合ったとしてもものすごい競争率だったみたいだけど)、カナダからのボランティアに応募しよう、と思ったら、まだ募集が始まってなかった。

一応「お知らせを受け取りたい」みたいな登録はしておいたら、すっかり忘れたころ、10月になって「募集が始まりました」メールが届きました。

募集期間は、メールが届いてから2週間。
早い者勝ちってわけじゃないだろうけど、届いたその日、その場で応募。

それが10月4日(金)のことで、そのまますっかり忘れてました。

そしたら今日、11月8日(金)、忘れた頃に「デジタルインタビューのご招待」メールが届きました。またまた締め切りは約2週間後です。

同じ日に応募した夫にも届いていたので、応募者全員に届いてたりして。

万が一2人とも選ばれたとしても、日程がバラバラだと困るので、2人一緒に面接してほしいんだけどなあ。彼は「私が働いてるあいだに自分は遊ぶ」なんてうそぶいてるけどね。

それにしてもこのデジタルインタビューっていうのが曲者だわ。
私、すっごく苦手なのよね…。

そもそも面接じたい、対面でも大の苦手なのに、カメラに向かってひとりでしゃべるというシチュエーションが無理。どうなることやら。

ふたりとも落選する可能性も大きいけど、マラソンが札幌での開催になったことで、募集人数が増えたりするんではと少しだけ期待はしています。


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2019年11月4日月曜日

病院のスタバ

夫の cardio rehab(日本語だとなんていうのかわからないけど、ようするに心臓発作を起こした人のリハビリ)が月・水とある病院に、先週までは月曜のみ、今週からは月水とついて来ています。

朝8時から9時半がワークアウト、9時半から10時半までが講師の先生のレクチャーがあって、部屋の余裕があればいっしょに聞きたいから。

最初はワークアウトが心配で部屋の前で待っていましたが、今日はワークアウトの時間はひとりで病院内のスタバで時間をつぶしています。

このスタバに来るの、今日で3回目なんだけど、、、

3回ともいた人はひとりだけ、バリスタの若いお兄さん。

(とは言え背が低くて華奢だし声も高いので、もしや女性だったりする可能性もなきにしもあらず…でも一応「お兄さん」と呼びます)

このお兄さんが、もう表彰したいほど、すばらしいサービス!!!

先週、牛乳が切れてたのでポットを持って行くと、さっと冷蔵庫から新しいポットを取り出し、最高の笑顔で "Have a lovely day!" と言ってくれました😆

こんな朝っぱらから、あんなにニコニコ愛想よくできるのって一種の才能だと思います。

じつはその前の週、つまり先々週、はじめてこのスタバに来たときは、レジのお姉さん(若いアジア系)にけっこうガッカリな接客をされたので、あまり期待してなかったんですよね…。

つまりは店の教育が悪いわけじゃなくて、その人によるってことかなあ。

先週もそのガッカリなお姉さんはいたんだけど、店長っぽいインド系のおじさんがつきっきりで教育(?)してました。もしかしたら、接客態度が悪いのは私に対してだけではなくて、だれかからクレームが入ったのかも。

ちなみに私が残念だったのは…

注文と違うものが出てきたので差額をリファンドしてほしいと言ったら、「金額は同じだ」と確認もせずに言うので食い下がると、「たった15セントだけど」と言われたこと。

金額の多少にかかわらず、間違いは間違いでしょう。

このときはムっとしてて気づかなかったけど、あとで考えたらこのときの例のお兄さんの対応もすばらしかった。

お兄さんがドリンクを出してくれたとき「これアイスコーヒー?私はアイスティーを頼んだんだけど」と言うと、いやな顔ひとつせず、すぐに対応してくれたんですよね。

バリスタのかがみだ…!

今日はお姉さんはおらず、インド人の店長さん(と勝手に決めつける)とバリスタのお兄さんのみで気持ちいいです(笑)。

まだ若いから、大学生かもな〜と思うのですが、ああいうすばらしい接客ができる彼の将来が楽しみです。って、ちょっと母親のような気持ちになってしまった。


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