2022年3月10日木曜日

3月1日以降、次々と水際対策緩和へ

2020年1月からコロナに関するメールが外務省からドシドシ送られてきて、総計170通ほどにのぼります。

最初は「注意喚起」だったものが初めて「水際対策」になったのが2020年3月26日、ほぼ丸2年前。

そして、2月24日(木)バンクーバー時間の深夜/早朝、「新たな水際対策措置」として同じ件名のメールが2通、届きました。

しばらく前から、海外在住者のあいだで待ちわびられていた正式発表です。

しかし、いかんせん、(いつものことながら)本当にわかりづらい。

頭の中を整理するため、自分にとって見やすいように書き直していたら…

なんと、3月2日、さらに2通のメールが届き、カナダ在住者にとって嬉しい、さらなる緩和✨

で、のろのろ書き直してるあいだに、「ファストトラック」なるものが成田空港にも導入される、という喜ばしいメールが8日に届きました。ファストトラックについてはまた別途。

以下、3月1日+5日からの変更についてまとめました。




↑このリンク先にある文面(クリックで拡大)↓


書き換え↓

(3月1日から)

1.入国後の自宅等待機期間の変更


(1)指定国・地域からの入国の場合

a)ワクチン3回め接種で入国
  1. 検疫所指定の宿泊施設で3日間待機
  2. 宿泊施設で受けた検査の結果が陰性→退所後の待機なし

b)ワクチン3回接種ずみで入国
  1. 原則7日間の自宅等待機
  2. 入国後3日目以降、自主的に受けた検査の結果が陰性→それ以降の待機なし

(2)指定国・地域以外からの入国の場合

c)ワクチン3回め接種で入国
  1. 原則7日間の自宅等待機
  2. 入国後3日目以降、自主的に受けた検査の結果が陰性→それ以降の待機なし

d)ワクチン3回接種ずみで入国

 自 宅 等 待 機 な し ✨



2.入国後24時間以内の移動:

自宅等待機のため自宅等まで移動する場合に限り、待機期間中でも公共交通機関が使える
*上記(b)(c)に該当する人のみ。(a)は隔離施設行き、(d)は待機なしなので該当せず


3.オミクロン株以外の変異株が支配的となっている国・地域からの入国者: 

14日間の自宅等待機


4.外国人の新規入国: 
受入責任者の管理の下、観光目的以外の新規入国を認める


5.措置の詳細は、以下の別紙を参照:
別紙「水際対策強化に係る新たな措置(27)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0224_27.pdf

↑このリンクをクリックすると、8ページの文書が現れます。

外務省からのメール本文には「3月以降」としかありませんが、このリンク先の文書の冒頭に「令和4年3月1日から」と明記されています。

8ページ中、1ページ目は上記の情報と全く同じ。

2ページ目が「水際対策強化に係る新たな措置(27)」と題し、ここにも重要な情報が。


●「自宅待機」とは:
  • 入国後の自宅又は宿泊施設での待機
  • 待機期間中の健康フォローアップ
  • 公共交通機関不使用
これが「オミクロン株株(B.1.1.529 系統の変異株)が支配的となっている国・地域からの入国者について、全て「7日間」に短縮されました。


●検査についての詳細:

・入国後3日目に検疫所指定の宿泊施設で受ける検査は PCR 検査。 
・入国後3日目以降に自主的に受ける検査は PCR 検査 or 抗原定量検査。


●ワクチン接種証明書(4・5ページ)

*ここでは外国で発行されたもののみ。(1)〜(3)全て満たすもの

(1)日本語又は英語で下記のことが記載されていること:
  • 氏名
  • 生年月日
  • ワクチン名又はメーカー
  • ワクチン接種日
  • ワクチン接種回数

(2)下記アのいずれかのワクチンを2回(ジョンソン&ジョンソンの 場合は1回の接種で2回分相当とみなす)接種し、かつ下記イのいずれか のワクチンを3回目以降に接種したことが分かること(異なる種類のワクチンを接種した場合も有効)。

ア 2回めまでに接種したワクチン:
  • コミナティ(COMIRNATY)筋注/ファイザー(Pfizer)
  • バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネ カ(AstraZeneca)
  • (コビシールド(Covishield)」もアストラゼネカと同一のものとして扱う)
  • COVID-19 ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)
  • Janssen COVID-19 Vaccine/ヤンセン(Janssen)

イ 3回め以降に接種したワクチン:
  • コミナティ(COMIRNATY)筋注/ファイザー(Pfizer)
  • COVID-19 ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)

(3)政府等公的な機関で発行されたワクチン接種証明書であること。


ここまで書いてから、もっとわかりやすいページを見つけました。


こちらは一覧になっていてわかりやすくしようとしている努力が見えます。

また、「指定国・地域」の一覧はこちら。
→3月2日、9日に更新されました:


検疫所の宿泊施設での3日間待機措置の対象国・地域 (3717か国・地域) 

<アジア>
インド全土
インドネシア
韓国
カンボジア(3月10日、解除)
シンガポール
スリランカ
ネパール
パキスタン
バングラデs(3月10日、解除)
ベトナム(3月5日から)
ミャンマー
モルディブ(3月10日、解除)
モンゴル


<北米>
カナダ全土(3月3日、解除😭)
↑これが 3/2に届いた嬉しいお知らせ↑


<中南米>
ブラジルサンパウロ州3月3日解除、パラナ州3月10日解除)
ペルー(3月10日、解除)
メキシコ(3月10日、解除)


<ヨーロッパ>
アルバニア(3月3日、解除)
イタリア(3月3日、解除)
ウズベキスタン(3月10日、解除)
英国(3月3日、解除)
スイス(3月10日、解除)
スウェーデン(3月10日、解除)
デンマーク(3月3日、解除)
ドイツ(3月3日、解除)
ノルウェー(3月3日、解除)
フランス(3月3日、解除)
ロシア全土


<中東>
アラブ首長国連邦(3月3日、解除)
イスラエル(3月3日、解除)
イラク
イラン
オマーン(3月3日、解除)
サウジアラビア
トルコ
ヨルダン
レバノン(3月3日、解除)


<アフリカ>
エジプト


*3月2日のメールでお知らせが来た、3月9日以降の変更点もう一つ:
日本への帰国・入国に際する出国前検査の検体について、これまでは「鼻咽頭ぬぐい液」「唾液」及び「鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合検体」のみが有効な検体として認められていましたが、令和4年3月9日午前0時(日本時間)日本到着以降は、「鼻腔ぬぐい液」についても有効な検体に追加されることになりました。
私の場合、以前バンクーバーで一時帰国の際に使ったクリニックは唾液で検査してくれるので、これは私にはあまり関係ないですかね…鼻腔ぬぐい液の方が安いとかだと嬉しいかも。


2022年3月10日(木)朝11時過ぎ

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