今回の帰省では行きはカナダ(バンクーバー)から羽田まで直行便のためアメリカは通らなかったものの、帰りはアメリカ・シアトル経由だったため、シアトルでの乗り継ぎ時にアメリカ入国審査を受けなければいけません。
この入国審査(以下、「イミグレ」)がクセモノ。
私の場合、最終目的地はカナダなので本来は簡単に通してもらえるはず。しかし、空港によってはものすごい人が並んでいて、乗り継ぎ便の時間が迫っているとものすごくあせります。
以前、サンフランシスコ乗り継ぎだったときはもともとの乗り継ぎ時間が短いうえ、イミグレが長蛇の列であせりまくり。イミグレを通って預けた荷物を取って税関を通ったあと、バンクーバー行きのフライトに乗るためもう一度空港のセキュリティを受けねばならず、このセキュリティも気が遠くなりそうな人数が並んでいて、文字通りゲートまで走るハメになったほど。
そんなわけで、今回もシアトルでの乗り継ぎ時間をわざわざ3時間以上取り、少し遅めの便(と言っても午後3時くらいに着くけど)を押さえたのですが…
2016年1月の米国入国審査(シアトル)
「イミグレが厳しくなる」というニュースはなんだったのか、と言いたくなるほど、何の問題もなく、それどころか、機械が導入されてたおかげか、長い列はできてませんでした。
機械は自動チェックイン機みたいなもので、パスポートを差し込む方向がわからず係のおじさんに教えてもらったりして最初手こずったし、その機械を使っても結局そのあとイミグレ担当者のいる窓口に並ばされるので、なんの意味があるのか少し疑問でしたが、窓口に並んでたのはほんの数人だったので、えっらい早く入国審査が終わっちゃったのです。
意地悪な質問とかもされず、「最終目的地はカナダなの?なんで?」くらい。簡単すぎて拍子抜け。
いや、こういうの大歓迎ですけどね!(*´▽`*)
そこからチェックインした荷物を取りに行って、税関を通って、荷物を再度預けて…。
ぜ〜んぶスムーズにいったおかげで、いったんゲートの場所を確認しに行き(※このときの話は別途)フードコートのエリアに引き返してお昼を食べ、それからゲートに戻ったあともまだまだ待ち時間が長〜〜〜い。
時差ボケと旅疲れで眠くて死にそうだし、こんなことならもうちょい早めの便にすればよかった…とちょっぴり後悔したほどでした。
とは言っても、飛行機が遅れることだって十分ありえたわけなので、まあ遅めの便にしておいたほうが無難なんですけどね。
待ち時間が長過ぎて眠いほうが、「間に合わない!」とあせりまくりながらスーツケース持って走りまくるよりはよっぽどかマシですから。
まあ、そんなわけで、スムーズにいってよかった。という話でした。
バンクーバーの入国審査
シアトルから飛行機で1時間足らずのバンクーバーに到着すると、またまたイミグレを通ることになります。カナダを出発するときは日本のイミグレしか通らないけど、帰りは1)日本出国、2)アメリカ入国、3)カナダ入国、と、3回もイミグレ…。
バンクーバー空港では、カナダ市民・永住権保持者の場合、機械で処理できるのですが、私は永住権カード(PRカード)更新申請用にパスポートにスタンプを押してもらうため、イミグレ担当者のいるところに並びます。
スタンプがなくても大丈夫だろうけど、しょっちゅうカナダ国外に出るため、スタンプがあったほうが出入国の日付がわかりやすいので。
永住者なんだからそれこそ簡単に済むはずと思うところだけど、いつもバンクーバー空港では「どうして日本に行ったの?」「アメリカを通って来たの?なんで?」と、ホントにどーでもいいこと聞かれるんですよね…。
今回も例にもれず。
「(日本には)家族に会うため」「(アメリカには)トランジットで」と冷静に答えましたけどね。
でもさあ、日本のパスポートなんだからさあ、日本人だってわかるよね?
自分の国に帰るのに理由がいりますかね。(-_-;
なんでアメリカへ?って質問には、「アメリカ経由のほうが安いしオプションがたくさんあるからだよっ!直行便のほうが安けりゃ、アメリカなんて通りたくないわい!」と叫んでやりたい(笑)。
そんな当然なことを聞くなんて、時間のムダ遣いだよなあ…と、旅疲れと時差ボケでイライラMAXの私はいささかうんざりするのでした。
※もちろんイミグレでそんなこと叫んだり反抗的な態度を取ったりするのは厳禁ですよ!
2015年年末の日本の入国審査(羽田)
話が前後するけど、最後に年末の日本のイミグレでの話を。
実は以前(いつか忘れた)、パスポートに入国時のスタンプがなかったことがあって、今回はパスポートを出しながら「スタンプ押してもらえますか」と念を押してみた。
いつも思うけど、日本のイミグレって世界一(?)自分の国の人間の出入国に寛容ですよね。質問一切ナシで、パスポートに黙々とハンコ押すだけですから。
でも、今回はそういう事情で、初めて入国の際に担当者さんと「会話」しちゃいました。
「スタンプは必ず押しますよ」とニッコリされて、以前なかった話をしたら「いつのことですか」と驚かれてしまい、「いつか覚えてませんが、そういうことがあったんです」と言うと、ちゃんと押しますからみたいなこと言われて安心しました。
あ〜、日本のイミグレはいいなあ!(*´▽`*)
長くなりましたが、今後もアメリカ出入国の際には記録していきます。
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