2016年6月10日金曜日

税務局からの電話・その後(長文)

(下書きの状態だったものを編集して当時の日時で6/19にアップ)

ひとつ前の日記に書いた税務局(税務署?)からの電話について、その後ようやく昨日(6/9)解決しました。

ていうか、あの日記を書いた数時間後、まさかCRAどころじゃない事件が私を襲いかかるとは、思ってもみなかった。

って大げさだけど(笑)。

ひとことで言えば、金曜の夕方、近所の道ばたで転んで足をくじいてしまい、先週は丸一週間仕事を休むハメになったんです。

けがについては後日書くとして、まずは例の電話の謎について、細かく記録しておきます。




木曜に"CRAのアシュリー"の留守電に「月曜の2時から6時までのあいだにかけてください」とメッセージを入れていたため、律儀に月曜の2時ちょうどくらい?にかけてきたらしく、休んでいる私のところに職場から連絡がきました。

「けがをして休んでると言ったらあなたの電話番号を聞かれたけど、教えたくなかったので、メッセージを伝えるからと言っといた」と、気を利かせてくれたのは非常にありがたかったです。

だって、CRAだったら私の電話番号わかるはずでしょー?!

マイページにちゃんと登録されてるか確認したし、携帯の番号を登録してなかったからわざわざ新しく登録したし。

(てかむしろ、職場の番号なんて登録してないのにどうやって知った?←これ、結局未解決の疑問)

いろいろ不安になって、思わず数ヶ月前に電話が来たときの件はどうだったんだろうと、当時CRAからのメッセージを伝えた経理担当者に「あのとき結局話したの?」と電話してみたところ、「かけたけど留守電になってて、メッセージ残したけど結局折り返しがなかった」とのこと。

「Don't worry, 必要だったらまたかけてくるわよ」と言われて私も放置することにしました。

私個人のことだったら自宅の番号も携帯の番号も登録してあるんだし、職場のことだったら家からかけてもしかたないもんね。

ただ、やっぱりサギかどうか気になって再度CRAのフリーダイアルにかけてみると、ようやくつながってホッ。電話に出た女性に例の電話番号を伝えてホントにCRAの番号なのか確認してもらおうと思ったら、確かめることはできないと言われてしまった(じゃあなんでフリーダイアルにかけろって書いてあるの(´▽`;)?)。

しかし「あなたにだれかがコンタクトしようとしてるというメモは見当たらないわね」と言われて、ますます「私個人についてのことじゃないか、サギに違いない」という確信が高まってしまいました。

CRAのサギを警戒するように呼びかけるページにも「CRAのエージェントは電話をかけるより先に手紙を送る」とあったし…。

不安ながらも放置する日々は過ぎ、今週ようやく仕事復帰した月曜日、帰宅すると、なんと今度は手紙が届いたのです!

差出人は、留守電にかけてきたのと同じ「アシュリー」。

それを見て私はわなわなと怒りにふるえてしまった。

Re: Individual Income Tax returns for 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, and 2015

Our records indicate that you received taxable income for the years indicated above, but you did not file your income tax returns.

って(→o←)

なんじゃそりゃーーー!!!

2005年って、私は日本じゃ!!!!!

2012年も仕事はしてなかったけどとりあえず夫がファイルしてくれていたので、2012年から2014年まではOKなのね。

だから問題になるとしたらまだファイルしてなかった2015年の分と2011年だけだけど、カナダの永住者になったのは2011年の11月のことだし、その年は日本でも一銭もかせいでないのにファイルしないといけないわけ?

そんなアホな…。

そもそも「Our records indicate」って、どんな記録なのか見せてほしい!

2005年から2009年のあいだはカナダに一歩も足を踏み入れてないし、当時は名前だって旧姓なんだから、記録が存在するわけがないんです。

そんなわけで、手紙を受け取ったあともまだ晴れないサギ疑惑。(^^;

最初から自宅(か携帯)に電話くれてるか、あるいは手紙で送られてきていれば話はもう少し簡単だったろうに…。


「6月16日までにファイルしなさい、さもないと延滞の罰金がかかります」みたいなことも書かれていたので、夫をせっついて取り急ぎ2015年の分はその夜ファイルしてもらいました。

(その数日前にすでにファイルできる状態だったのだけど、なんやらのパスワードがなくてできなかったらしい)

ホントはすぐ翌日にでもアシュリーに電話したかったけど、なんせ長距離電話なので携帯からかけたくなくて、かといって職場でも忙しすぎてかけるヒマがなく(※コレクトコールOKと手紙にあったので職場からコレクトでかけるつもりだった)、結局自宅からかけられたのが3日後のことでした。


ここまで来てもやっぱり「サギ疑惑」は完全に晴れておらず、電話をかけさせて個人情報を得ることが目的だったらイヤだなあ〜という気持ちもあったのですが…

かけてみると、SINや誕生日を聞かれ、やっぱりか!と、一瞬「サギ」の文字が頭をよぎって答えに詰まってしまい、「あなたの誕生日よ?」と逆に疑われてしまったかも(笑)。

しぶしぶ答えると、「2015年のはもう受け取った」とあちらから言ったので、ここでようやくサギ疑惑が晴れることに(笑)。


Re: Individual Income Tax returns for 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, and 2015

Our records indicate that you received taxable income for the years indicated above, but you did not file your income tax returns.

の部分をすべて音読して「ここで "Our records indicate..."ってあるけど、どういう記録なんですか?私は2011年に移民したばかりだし、その年は一銭も稼いでないんだけど」とワナワナしながら言うと、「あら、そうなのね。記録を訂正しておくわ」とアッサリ。

あんまりアッサリしてて拍子抜けしたよ!

あれだけしつこく電話攻撃や手紙攻撃してきたくせに…。

てか、OUR RECORDS INDICATE の意味はなんやねん!
あなたたちの記録はそんなにいいかげんなモンなんかい!

それについては

「あれはそういう形式文だから全部の手紙にそう書かれてるのよ」

な〜んて、これまたサラッと言ってくれちゃって、手紙を受け取ってから3日間、ブルブルワナワナしながら怒っていた私の立場は…(苦笑)。

つうか、OUR RECORDS INDICATE なんて言うなら、ちゃんと記録に基づいた情報を書いてほしい。日本の税務局もこんないいかげんな仕事してるのかなあ?!それともカナダだけ?


とにかく2011年の分はファイルしなくていいそうで、これで全て終わったことになります。

はあ〜、心労激しい2週間でした。



<タイムライン>

  1. 5/27(金)CRAのアシュリーと名乗る女性から職場に留守電。折り返しかけて留守電にメッセージ残す。
  2. 5/30(月)アシュリーから職場に電話。
  3. 6/6(月)6/2付けのCRAからの手紙が届く。夜、タックスリターンのファイル送信。
  4. 6/9(木)自宅からアシュリーに電話→解決(*´▽`*)

(って書き出すとサラッとしたもんだけど、この間の「サギ」を疑う私の心は千々に乱れ、怪我も相まってさんざんでした)


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