(最近、病院系の話ばかりですね笑)
昨日、家事をしていて手にケガをしてしまいました。
深く切ってしまったので縫わないといけないかも。とか、骨までダメージいってるかも、と最初思ったのですが、しばらく経って落ち着いたときに指を動かすことができたので、病院は行かなくてもいいかな?とも思いました。
が、清潔ではないもので切った点がちょっと怖くて、とりあえず止血・消毒してから、初めてアージェントケア(正式には Urgent and Primary Care Centre = UPCC)に行ってきました。
なぜアージェントケアかというと…
数年前、夫が日本でケガをしたとき、近所のクリニックで「うちでは処置できないから外科に行ってください」と言われた経験から、骨に異常があるならすぐレントゲンをとってもらえるところ、また、縫う必要があれば、その場で処置してもらえるところがいい、と思ったのです。
(※命に関わりそうな大ケガだったらERに行きましょう!)
アージェントケアも待ち時間が長いと聞いていたので、待つこと覚悟で、文庫本やおやつ、コーヒーも持っていったのですが…
なんと、待ち時間ほぼゼロだったので、ぜんぶ無駄になりました😆
ケガの場合は血液検査のように長時間待つ検査がないからなのか、たまたま空いてるときに行ったからなのか、両方なのか、わかりませんが、とにかくラッキーでした。
今回行った UPCC での受診の手順は、ERや一般のクリニックと似ていました。
1. 入ってすぐのところにある番号をとり、座って待つ。
(今回は、↑この説明書きを読んでるあいだに呼ばれました😆)
受付では、
- サービスカード(保険証みたいなの)を渡す
- 名前、生年月日、住所を復唱(本人確認?)
- ファミリードクターと、電話番号の確認
- 診察に来た理由も述べる
↑のあと、(結局使わなかったけど)名前など印字されたステッカーをもらい、手首に名札みたいなのをつけてもらって、待合で座って待ちます。
2. トリアージュするナースに呼ばれて、個室へ。
1)何があったのか聞き取り
2)血圧計を右腕に、酸素はかるオキシメーターを左の指に
3)破傷風(tetanus)のワクチンは接種済みか確認
(受けたことがあるかどうかさえわからないって言ったら「たぶん接種することになると思うけど、医師から話があると思うよ」と言われました)
3. 待合に戻り、呼ばれたら処置室?へ。
(ここでも待ち時間はほんの数分でした、ラッキー)
1)ナースが包帯をはずして傷口を洗浄
2)若い医師が傷をていねいに診て、
3)年配の医師と相談の結果、ひと針だけ縫うことに
4)局所麻酔のあと、縫合
5)ナースが破傷風のワクチンの注射
以上が処置室で行われました。
ワクチンを打ってくれたナースが「2、3日は痛いと思うよ。そしたらタイレノール飲んでね」と言ってくれたんだけど、まーーーったく痛くもなんともないです(苦笑)。
10日後には抜糸に行かないといけないので、そのことも後日、書くかもしれません。
なお、帰ってきてから UPCC についてのBC州政府のウェブサイトを見たら、「こんな症状がある場合は UPCC へ」のリストに「切り傷」もあったので、正解だったと安心(?)しました。
参考までに、そのリストを簡単に書いておきます。
- High fevers(高熱)
- Sprains and strains(ねんざ)
- Minor bleeding or cuts that require stitches(縫合を要する軽い出血や切り傷)←私の場合はこれ!
- Minor burns that may require care(軽いやけど)
- Mild to moderate breathing difficulty or asthma attacks(軽度の呼吸困難や喘息発作)
- Sinus, oral or lung infections(副鼻腔、口腔、肺の感染症)
- Nausea, vomiting, diarrhea or constipation(吐き気、嘔吐、下痢、便秘)
- Skin conditions such as rashes or infections(発疹や感染などの皮膚の異常)
- Minor allergic reactions(軽いアレルギー反応)
- Pain or burning when urinating(排尿時の痛み)
- Non-severe new or worsening pain(重度ではない、新しい、あるいは悪化する痛み)
- New or worsening mental health concerns(新しい、または悪化するメンタルヘルス問題)
北米日記
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