I-94 の期限というのは「アメリカに滞在できるのはここまで」という日なので、これを期限が切れても返却しないでいると違法滞在を疑われてしまうのです。
前回はこれを新しくもらったことをネクサスオフィスに報告するのを忘れていて、今回は期限が切れたことに気づかず期限内に返却することを忘れていたという…。
でも忘れてたものはしかたない、正直に申告するしかありません。
有効な I-94 がないので一般レーンに並んでオフィスに行き、ネクサス保持者用の列に並んで担当者にパスポートとネクサスカードを提示。
すると、今回も厳しい人に当たってしまった！
なんで期間内に返却しなかったんだ、と厳しく聞かれ、忘れてましたと素直に答えると、
「忘れちゃダメだ、ここ（フォームの裏）にちゃんと書いてあるんだから、ぜんぶ読みなさい。規則を守らないと、これから常にビザが必要になってしまうぞ」などなど、くどくど説教されてしまいました。
ネクサス保持者ということで「これまでちゃんとしてきたのか」パソコンで調べ始めたときは、前回ネクサスオフィスのおじさんが怒りながらも全部の情報をアップデートしてくれててよかった〜と内心ホッ。
しかし、「問題は I-94（の期限が切れてること）だけ」だとはっきりすると、今回は通してもらえることになりました。
あとは「ESTAは持ってるかどうか」と「滞在先の住所」を答えてぶじ I-94 をもらい、さらに「今日ネクサスオフィス開いてるから報告してきなさい」と念を押され、会計で6ドル払って終わり。
あまりに脅されたので、ほんとに入れてもらえないのかなあとあやぶんでしまいましたが、とりあえず今回は事なきを得てよかったです。
もちろんその日のうちにネクサスオフィスに行って報告してきました。
ちなみに、これまでは空港のネクサスオフィスに返却しに行ってたんですが、今回「空港でも返せますか」と聞いてみると「飛行機で出国するときはできるけど、そうでない場合はボーダーまで来ないとダメ。いちばんいいのは、アメリカを出る時にカナダのオフィサーに返すこと」だそうです。
…じゃあ、空港のネクサスオフィスに返した I-94 はどうなったの？
という疑問は残りますが、とりあえず今後はなるべく「期限前にはもう来ない」とわかってるとき、カナダに帰って来るときに返却するようにします。
以前はもっと頻繁にアメリカに行っていたので期限を忘れることなんてほとんどなかったんですが、これからは気をつけなければ。
ネクサス保持者は I-94 の期限には特に気をつけましょう！
ていうか、期限切れって言っても1週間程度のことだし、これまでも何度も期限切れの I-94 がそのままくっついてたことはあったけど、こんなふうにがみがみ言われたことは初めて。
担当者しだいなのか、ネクサス保持者だから特に厳しいのか、それともだれかさんが大統領になったせいなのかは不明。
もちろん規則上はおじさん何も間違ったことは言っていなくて、忘れてた私が悪いのだけど、ここまで厳しく言う人に当たったことがないので疑問に思いました。
入国審査の厳しさ加減がここまで人によって差があるってアリなのかね〜、と。
まあ昔からそうだけどね（その話はまた別の機会に）。
ああ、ほんっとにめんどくさい。
いっそカナダ国籍を取ろうかという思いもよぎるけど、やっぱり日本人としてのアイデンティティは失いたくないので、このくらいのことでへこたれてはおれません。
Posted on Monday, November 27, 2017
いまだに時差ボケ中の真夜中（というか朝）4時近く。
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北米日記
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