先月だっけか、ぐうぜん今年の応募期間がもうすぐだと知り、事前にアメリカ政府(国務省)のサイトを読んだり自力で応募した人のブログを読んだりして備えていました。
グリーンカードの抽選というと、弁護士だとか専門の機関を通した方がいいと思い込みがちですが、申し込むくらいは英語が読めれば自力でできます。
応募の詳細については別途アップしますが、ここには私とグリーンカード抽選の歴史(?)を書いておきます。
最初にグリーンカードが抽選で当たるものだと知ったのは、シアトル時代の友人が当たったことを聞いたときだったと思います。
その友人は大きな夢を持って留学していたあいだにクジに当たり、そのままアメリカに居ついて夢をかなえ、今もがんばっていることと思います。
当時は私も「アメリカ大好き」だったので、少しうらやましかったものの、アメリカに永住したいとまでは思わなかったので、そのまま日本に帰国。
ところが、帰国したあと、やはりアメリカ留学を経験し「アメリカ大好き」な知人から「弁護士を通して申し込むから、いっしょにやってみない?」と誘ってもらい、お願いしてみることにしました。
結果はふたりとも、あえなく落選。
(今思えば、本当にその弁護士が申し込み作業をしてくれたのかどうか確かめる手だてはなかったのだから、お金だけ取って知らんぷりされた可能性もなきにしもあらず)
その後、グリーンカードくじのことはすっかり忘れていました。
カナダに移住して数年経った今、なぜアメリカなのか。
正直言って、アメリカにどうしても移住したいというわけではありません。
(というか、「今すぐ」には移住したくないのが本音。今回もし当選したとしても、発表があるのは来年で、その後いろんな手続きがあるので実際に移住できるのは数年先のことになります。そうでなかったら応募してなかったかも)
ただ、アメリカのほうがカナダより選択肢が広がることも確か。
カナダは気候のいい土地が限られているので、温暖な場所に人口が密集し、ものすごい家賃や不動産の高騰のせいでバンクーバー近郊では自分たちの家を買うなんて夢のまた夢の話です。
老後、この高い家賃を払い続けるのは厳しいので、いずれは不便で気候も厳しい田舎に移らざるをえなくなる可能性が高い。
一方、アメリカの場合は、一部の大都市をのぞき、まだまだ(バンクーバーに比べれば)物価は安い傾向にあります。
定職があって元気に働けるうちはバンクーバーはとっても住みやすいので、このままカナダで暮し続けたいんですけど、高い家賃を払いながら老後のための蓄えをきっちりできる気がしないのです。
まあ、グリーンカードが取れなければこのままずっとカナダですが、それも悪くはない、と私は思っています。
いずれにせよ、来年5月の結果発表を待たなければいけません。その頃には忘れてそうなのが怖い(笑)。
Posted on October 5, 2017
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北米日記
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