昨日、とあるSNSで友人(日本人)が「原爆投下により、数百年に渡るキリシタン迫害で殉教したクリスチャンの総数を上回るクリスチャンが瞬時に殺害された」ことについて「驚いた」とつぶやいたところ、「でも、そのおかげで命が救われたんだよね」と一言コメントしてる人がいました。
それを見た瞬間、ムッとしてしまった。
何言ってるんだ…!そんなことよく言えるな…!!!
と、実際にその(私の友人でも知人でもない、友人の友人?の)コメントに「どうしてそんなことが言えるんですか?」と返信を書きかけました。
ただ、そこまで書いて思い浮かんだのがその前の晩に観たこのビデオ↓
カルトちっくな教会から抜けた彼女の、インターネット上での難しいやり取りにおける4つのポイント:
1. Don't assume bad intent.
2. Ask questions.
3. Stay calm.
4. Make the argument.
(悪意があると思い込まない・質問をする・平静を保つ・持論を説明する)
これを観て、SNSなどの書き込みについて考えさせられたばかりでした。
確かに、この人には悪意はないのだろう。ただ単に彼はそのような意見を信じてしまっているだけなんだろう。じゃあ、どうしてそれを信じてしまったのか、質問するにとどめよう。
そう思い直し、また、攻撃しているように思われないよう、「どうしてそんなことが言えるんですか?」のあとに「議論をふっかけるつもりじゃなくて、ただ気になっただけです」と、やわらかい言い方(?)でひとこと添えることにしました。
アメリカ人がそういうコメントするならまだわかる(同意するわけではない)けど、アメリカ人でもない人がどうしてそのようなことを言うのか、聞いてみたかったのもほんとうです。
ただ、正直言ってこの手の考え方は何度も見聞きしているのでうんざりしているのも確か。一応そのあとも少しだけやり取りはしましたが、もとのポストをした友人本人から(「命を救った」コメントに対して)「それはぼくの言いたいことではない。これ以上関係ないコメントはしないでほしい」というコメントがついたため、私の意見は書いていません。
核爆弾を落とした側が、自国の人間に核の怖さをちゃんと教育しないのはしょうがないのかなあと半分あきらめていますが、ほかの国の人までもが正当化するのはどうなんだろう…。
そもそも、昔から思ってることだけど、ハリウッド映画やドラマで核爆発を軽く描き過ぎ。先日観たドラマでは核爆弾が爆発してしまう!と、ボロ布で覆って事なきを得ていたのがバカバカしすぎて失笑してしまいました。ボロ布と言ってもスーパーパワーがあるものだけど、それにしたって…。(^^;
もう少しリアルに、被爆するというのはどういうことなのか描いてほしいものです。
話がまとまらないけど、とりあえずこのビデオは載せておきたかったのでアップ。
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北米日記
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