2017年3月20日月曜日

カナダのファストフード店事情(?)

ひとつ前の日記にマックで待たされた話を書きましたが、店員さんが無駄に多くてもだれも急ぐ様子がなく、ずらっと行列ができてしまっていたケースは前にもティム・ホートンズ(カナダ発祥のドーナツチェーン)でありました。

カナダのファストフードってそんなもんなのかな?

でもマックのすぐ近所のバーガーキングは逆に、レジにひとりしかいないことがよくありますが、ものすごくテキパキとお客をさばくスーパー店員さんがいるのでイライラはしません。

むしろ、彼に同情して「もうちょっとのんびりやっても大丈夫だよ…」と言いたくなるほど。

つまり、やっぱりカナダのファストフードチェーンがみんなのんびり屋さんなわけじゃないってことですよね(^^;




ところで、今日マックでブレックファストメニューを食べ終わったころ、ケンカ腰の会話が背後から聞こえてきました。

男性客とレジの女性のあいだに何かのトラブルがあったみたいで、ちょっと言い合ったあと「なんだよイスラム教のブタ女め!」みたいなののしりの言葉が聞こえてきてギョッとしました(→o←)

言われた女性のほうも負けずに「口のきき方に気をつけなさい」と言い返してたのがすごい(^^; 


実は、今までここのマックでは見たことなかった、イスラム教徒の女性の着けるヒジャブをまとった若い女性が2人いたんですよね。(イスラム教徒ってお肉食べるんだっけと今ググってみたら、豚はNGだけど牛や鶏は条件付きでOKらしい)

髪の毛が完全に隠れるかぶりものなので、衛生的にはいいんじゃないかと思うんですけどね。そういう問題じゃないか。

イスラム教徒を毛嫌いするアメリカ現大統領の言動で揺れる今、堂々と公衆の面前でこういった差別発言をする人が出てきてもおかしくないのかもしれないけど、やっぱり口にすべきことじゃないですよね。もちろん今日の人はトランプが大統領になる前からこういうこと平気で言う人間だったのかもしれませんが。

そもそも「ブタ女(意訳しましたが)」という言葉を公の場で耳にすることがイヤだし、今までは経験がないのでビックリでした。この会話を聞いてからしばらくその言葉が頭の中に残ってしまったほど、ふだん現実社会では耳にしない言葉なので、テレビの世界の出来事かと勘違いしそうです(苦笑)。

マクドナルドでは、差別発言や罵倒の言葉を浴びせられた場合にはこうしなさい、というマニュアルはあるんでしょうかね…。


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北米日記

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