2017年6月6日火曜日

中国人と間違われること

私もアジア系の夫(日中韓系以外)も中国人や韓国人に間違われることが非常によくあります。まあ特に私が間違われるのは当たり前というか正直しかたないとも思います。

でも、「中/韓国人ですか?」「中/韓国語わかりますか?」などの質問ナシにいきなり中国語(ときに韓国語)で話しかけて来るケースには辟易していました。

中国人なのかと聞いてくれる人のほうがむしろ少なくて、たいていいきなり中国語で話しかけられます。

昨日もバス停で待っていると中国人の老夫婦がやって来て、男性のほうにいきなり中国語でまくしたてられました。

内心うんざりしながら "I don't speak Chinese.(中国語わかりません)" と答えたのですが、全く無視してさらに中国語で話してきます。

"I'm not Chinese.(中国人じゃありません)" と少々ムッとして返すと、笑いながら首をふったかと思うと、今度はバスを待っていた白人男性に中国語で話しかけるではないですかΣ(゚∇゚*)!!

おいおい…いくらなんでもその人に中国語は通じないだろう…と他人事ながらヒヤヒヤしてしまいましたが、男性は完全に無視(やっぱり通じないよね)。

この一方的なやり取りのあいだ、終始にこにこしていた中国人男性。ふと見ると、手元にはガイドマップらしきものを握りしめていました。

その瞬間、旅行者だから英語がわからないのかな…と思い至り、なんだか気の毒に思えたのと同時に、そっけない態度を取ってしまったとちょっぴり罪悪感。

何かお手伝いしたくなってみたものの、中国語わからないし…とウダウダしていたらバスが来て、乗らなかった夫婦をあとに私は職場に向かいました。

バスの中で、大昔ほんの少し中国に「留学」したとき、「私は日本人です」「わかりません」の言い方を習ったんだった、と思い出しました。

英語がわからない相手だとはじめからわかっていれば、少なくともその2つを中国語で言えたなあ…と反省。

中国系移民であっても基本的な英語はわかるはずだから、「中国語わかりません」と答えれば英語で話せるだろうと思ったのが間違いでした。


そういえば、1年前の今ごろ、引越し前のマンションの近くで中国人の初老の女性に道を尋ねられたことを思い出します。以下、1年前の話なので詳細はうろ覚えだけど、覚えている限りのことを書きます。

その女性は多少は英語が話せたのですが、やはりいきなり中国語で話しかけてきました。私も女性の見せてくれた住所の場所がよくわからなかったので自分の携帯の地図アプリで探してみたのですが、結局私の言うことがよく理解できなかったっぽい。そこに通りかかったアジア系親子(?だったかな?)に話しかけていき、中国語が通じたらしく私のことは無視してうれしそうに話していました。

(その直後に私は何もない坂道でぐきっと足をくじいてすっ転び、1週間仕事を休むことになるのですが…)

まあ私もその国の言葉がよくわからない状況で日本語を話せる人が見つかったら大喜びで話すでしょうけどね。


ほかにもいろいろ、中国人に間違われた話はキリがないほどたくさんあるのですが、昨日の出来事で「間違われても邪険に扱うのではなくきちんとていねいに対応しよう」と心に決めたのでした。(どれだけこの決心が続くかは謎)

Posted on Tuesday, June 6, 2017

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北米日記

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