2017年2月3日金曜日

感涙

「落胆」という日記を書きました(こちら)が、最初は「アカウントをハックされたのでは」と疑ったほど驚いてたけど、同じ人がそれ以降も同じたぐいの書き込みを続けているので、やっぱりそういう考え方の人なんだろうという結論に至りました。

※以下、伏せ字にしてるのは検索に引っかかるとめんどうだから



身近にもいますが、とある右寄りテレビ局(はっきり書くのは避けるけど、ググればすぐわかります)の流す洗脳的ニュースみたいなのを真に受けて、かの人のしていること(というか共●党全般)はすべて正しいと信じるタイプなんだと思います。

で、最近あんまりにもそういう話が多くてうんざりしてきて、自分の国の首相の話でもないのに毎日ニュースを見て憤慨したり頭を抱えたりするのもバカらしくなってきました。

それでゆうべ、「ヤツがまたこんなことをやった」と憤慨している夫に「もうトラ●プのことで心を悩ませるのはやめよう。私たちが怒ってても何も変えられないいいし、自分の国の話でもないんだから」ときっぱり言い渡した次第。

それでもあんまりな話を聞いてしまったら反応しちゃうだろうけどね。


ところが今日、Facebookをひらいたら、少し遠いところに住むアメリカ人の友人がプロテストに参加したときの写真を載せているのを発見。

彼女自身は白人で生まれながらのアメリカ人なんですが、「私たちはみんな移民だ」という大きなプラカードを持って微笑んでいる写真です。

(アメリカにはもともと白人なんていなかったんだから、先住民族以外は全員もれなく「移民」の末裔だってことが言いたいんだと思う)

白人クリスチャン(※●和党支持者には白人クリスチャンが多いイメージ)の中にもまともな人がいたか…と内心ウルっとしながらその写真にコメントしようかな〜と思ってふと見たら、彼女の友だちらしき人たちのコメントがどどどーーーっとついてた。

完全なる上から目線の(私なら)ムカつくコメントもあるのに、それに対する友人の返信がすごい!感激して思わずウルッときちゃいました。

いちいち訳すのがめんどうなので(←「めんどう」は私の口ぐせ!)詳しくは書きませんが、要するに「文字上のやり取りでは誤解を呼ぶから、こんど電話で話しましょう」という対応。それも本人の気分を害さないよう、最大の配慮のこもった言葉で書かれていたのです。

その友人は中国で障害を持った孤児のための働きに長年たずさわった経験もあり、移民を迫害するような政策に反対するであろうこと、レイシスト(人種差別をする人)ではないことは明らかだったけど、彼女の文章を見て私も自分をふり返らされました。

いくら自分がアホらしいと思うことがあっても、先日私がガッカリさせられたような、人を小馬鹿にしたような&決めつけるような態度と言葉で書き込んでいたら、知らないうちにその(私にとって)アホらしいことを信じてる人をムカつかせてたかもな〜。って。

だとしたら、そういう人は反発しか感じないだろうしね。

実際、内心では「なんであんなアホなことを信じられるのか理解しかねる」と思っていても、いろんな意見を持つ友人が見る可能性のある Facebook みたいなところでは気をつけようと思いました。

これ、タイプしたのは2日の夕方なんだけど、アップが真夜中になってしまい、日付が変わっちゃった…(^-^;

© copyright 2017 – All rights reserved
北米日記

0 件のコメント:

コメントを投稿